January 08, 2005
NODA・MAP「走れメルス〜少女の唇からはダイナマイト〜」
ひさびさのNODA・MAPだったんだ。
1年半ぶりくらい。そしてNODAMAPでの深津絵里ちゃんが好きなの。だから、もう、チケットなにがなんでもとるぞ!意気込みです。たとえそれが、大人計画の公演のチケット取る日とかぶってたとしても。そんなにまでしてとったチケット。
こういうの見るとき、私はほぼ、前情報なしで見ます。別に理由はなく、暇がないだけなんだけどー。(てか寸前まで忘れてることが多いんだけどー)
夢の遊民社時代からのファンには殴り飛ばされるかもしれませんが、あたしはNODA・MAPがすきなのです。遊民社の作品は一度っきゃみたことねーんだよ。こんちくしょ。も、なに見たんだか忘れてしまった位、許容範囲を超えてた。(まだ10代だったしね、、、。)
「キル」みて、「ローリングストーン」みて「半神」みて「農業少女」みて、感動した。「オイル」みて泣いた。舞台見たことなかった人が深津絵里を堤真一を羽野晶紀を松尾スズキを阿部サダヲを八嶋智人をそのほかいろんな人を生で初めてみたのはNODA・MAPの舞台なんだ。
だからつまりはあたしは遊民社じゃなくてNODA・MAPがすきなんだよ。
ってこんなに何を強調したいかというとですね。
開演前にはマッチとか沖田君とか流れてるわけですよ、その当時の。通路をスキップしてのぼりおりしちゃうくらい興奮している私。なんで、この音楽が流れているか考えもしないよもちろん。
開演前にパンフレットをちら見して、ちょっと心配ではあった。
走れメルスって7回目の公演?NODA・MAPって今までコレやってないよね?もしかして?
夢の遊民社だ。
始まってすぐに気がついた。
異常にスピード感のある台詞回し、複雑な構成のストーリー。場面構成のめまぐるしさ。正直、わっかんないよ・・・・・
これって夢の遊民社そのものじゃんか!!
この一般人が理解するのを拒否するような姿勢がさーきにいんなかったんだよね。だけどそれだよそれ。今回も。
深津絵里も小西真奈美も中村勘太郎も存在感が、。。。。台詞も早口すぎて何をいってるかついてけましぇん。あんな台詞回しが早ければ声をはりあげるのも大変だろうと思うけど。声枯れちゃわないかな?舞台をくまなく動き回る役者たち。アングラな小さい劇場ではすごいスピード感と疾走感とめまぐるしさはその中に観客も取り込まれて、感じることができるんだろうけど、ある程度大きくなったせいか、「あーなんかまわってるなー」ってふうにしか取れない。てか意味わかんないし。
んー。。。。。。
まあ野田さんの若いときの作品なんだしありっちゃありか。オリジナルだものね。
それでも最後には涙したし。野田さんすごいよ。
だけどさ、だけどさ。
あたしが、普段舞台を見ない人を誘ったときに限ってこんな小難しいのだなんてさ。
いつもこんなの見てるのかとおもわれちゃうよ!(違うのに!)
もう二度と私が誘ったものにきてくれないよ!
いくら、「いつももっと難しくないんだよ」って言っても、当の本人は深津絵里も小西真奈美もいつ出てきたか気がつかなかったそうです。。。。。濱田マリに関しては「あれ?出てた?」
あんな特徴ある声、みえなくてもわかるでしょ!
存在感でうえば、古田新太。
古田新太と野田秀樹の絡みにいたっては普通に笑えました。
感心した一瞬でした。
こんな言ってても、多分あたしはNODA・MAPの公演に行き続けるんだと思う。魔法にかかってるんだよ。
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